作業療法士の転職「イヤなら逃げたが勝ち」

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こんにちは!

作業療法士で園芸療法を実践しております、

まつした(@flowerpower_ht)です。

 

あなたは転職の経験はありますか?

もし給料や人間関係に満足していたら、あなたはずっと同じところで働き続けますか?

同じルーティンの繰り返しだとしても、まあまあ満足した収入と仕事環境があれば辞めることは考えないでしょうか?

それもそのひとの気持ち次第、でしょうか。

 

わたしは作業療法士になってまだ7年目ですが、転職すること3回です。

老健、病院→(グループホーム、デイサービス)有料老人ホーム→訪問リハ→デイサービス(今ここ)

こんな感じで細かく動いてきました。

 

職場の居心地が良い、人間関係が良い、仕事内容もぴったり、収入も良い、職場が自宅から近いなどとなれば辞める理由はないのかもしれません。

わたし自身は「園芸療法をどこにいったらより良く実施できるだろうか」と場所を求めてうろうろしてみました。

しかし、いろいろ移って経験してみて、園芸療法は満足にはできなかったものの、作業療法の仕事は勉強になり、良い経験になりました。

そして今は最近立ち上がったばかりのデイサービスで奮闘中です。

 

 

辞めたいのに辞めないのはなぜ?

老人ホームでは機能訓練指導員として働いたのですが、同系列の別の老人ホームにもわたしと同じような仕事をしている作業療法士も何人かいました。

なかには「しんどい。もう辞めたい」と何度もわたしにメールで訴えてきてやりとりした作業療法士もいました。

同じ学校を卒業したひと、ということもあって愚痴や相談を聞いていたのですが、いまも辞めずに同じところで働き続けています。

 

彼女もわたしが辞めたときと似たような状況でした。

  • リハビリを行ってはいるものの、自分が思うようにはできない
  • 介護職員、他職種との連携がうまくいかない(お客様の心身機能維持のために仕事しているが一人から周りしていてうまく維持につながらなくて歯がゆい思いをしている)
  • 雑務が多く、残業が多すぎて家庭、家族との軋轢が生じている
  • 思い描いていた、会社側から説明されていた機能訓練指導員の仕事とはかけ離れている

 

もしあなたが彼女なら、これだけの不満や失望が積み重なったら仕事を続けていけるでしょうか?

与えられた仕事を行っているけれどうまくいかないこともある、上司に訴えて改善を求めても変わらない、環境も悪い。。

ブラックだ、もうダメ、辞めたくなるだろうな、と思いますよね。

職場にもし誰か信頼出来て相談できる人が何人かいるならまた状況は違うと思うのですが、こんなにいろんなことが積み重なると心も体も疲れてしまって仕事を続けていく気持ちが萎えてしまいますよね。

わたしは彼女から連絡があって話を聞くたびに「大変ですよね、もう十分がんばったし辞めてもいいと思いますよ」とアドバイスをしていました。

 

 

その後の驚きの事実

 

しかし、彼女から相談を受けた半年後。

彼女はまだ辞めていませんでした。

それどころか、老人ホームのホームページにモデル職員として取り上げられています。

 

しんどい環境、仕事で嘘っぱちばかりの内容でも甘んじているわけです。

それでも彼女は「辞めない」のです。

 

どう思いますか?

 

嫌だと思っている職場の広告塔になるなんて、ありえない!

そう思いませんか?

 

わたしはちょっと驚きましたが、ああそういうことなのか、と。

彼女に対してがっかりもせず、現実を受け入れた、というところです。

 

彼女は「職場でこんなに嫌な目にあっている、耐えられない」とわたしに訴えてきたけれど、結局辞めていないし、それどころか会社の「言いなり」になっています。

「言いなり」ではないのかもしれません、自らすすんで協力したのかもしれません。

ああ、本当に心から嫌なわけではないんだな、辞めたいわけではないんだな、と納得しました。

 

 

相談したがるひとの心理

ではわたしに相談をもちかけてきたのはなんだったのでしょう?

わたしに訴えたかった、話しかった、つまり、ただ同感してもらいたかったんでしょうね。

愚痴を言いたかっただけかもしれません。

 

職場が嫌で嫌で本当に辞めたいなら、周り、特に職場の誰かに相談する前にさっさと辞めるのではないでしょうか。

辞めないということは、会社の「言いなり」になって劣悪な環境でも働き続けられる「何か」があるのです。

 

その「何か」はわたしにはわかりません。

 

給料、人間関係がサイアク、あるいは環境が劣悪で時間を拘束されたり不満があるからこそ辞めないひともいます。

言葉には出さないけれど、あるいは文句は言っているけれど、ある程度虐げられているほうが心地よさそうだな、というひと、あなたの周りにいませんか。

 

 

その後の彼女

 

そうやって彼女はこれからも働き続けるのでしょう。

今の職場に不満不平を抱えているけれど、新しい場所を求めて移るほどではない、ということです。

いつかそういった新しい経験をしたいと思ったなら彼女も辞めるのでしょうが、辞めることをためらって、「もう少しいれば何かが変わるかも」と信じるひとが意外と多いです。

過去の職場でもうこれ以上何か変わる、良い方向に向くと思われない、それより新しい場所で新しい経験をしてみたいと考えるわたしは転職の数も多くなってしまいました。

それはそれで苦労もあったし、でもいろんな経験ができて良かったと思っています。

 

 

逃げてもいいんです

ひとはひと、感じたり思うことはさまざまですが、一つだけ言えることは、自分や自分の家族が壊れてしまうくらい劣悪な状況になるまでガマンしない、ということです。

職場に行きたくなくなったら次の日から、いや、その日からでも行かなくてもいいんです。

逃げてもいいんです。

 

もちろん嫌だからすぐ辞める、では何度も転職しなければいけなくなります。

自分の働き方や周りとうまくコミュニケーションとれているか確認したり、うまくいってないのであればやり方を変えてみる、自分から周りに確認、はたらきかけてみるなど。。

それでもうまくいかないならば上司に相談してアドバイスを乞うなどしてみる。。

 

何度もそういうことを繰り返しても現状が変わらないなら行動にうつすべきかもしれません。

 

一生はそんなに長くはない、元気でいられる、動ける時間は短いです。

何かをガマンして安易に命を落としたり不幸にならないで。

生きていてよかったと思えるように。

逃げるが勝ち、です。



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