作業療法・リハビリ

「延命行為」という行為

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いつもありがとうございます、まつした(@flowerpower_ht)です。

 

 

食事が食べられない、食事を拒否している方がいらっしゃいます。

水も飲まない、介助しようとすると口を手でふさいでしまう。

その理由を聞いてもおっしゃることはありません。

 

また、飲食が自分の力でできなくなり、点滴だけで生き延びておられるかたもいらっしゃる。

 

食べられない、飲めなくなったら、水だけでもと点滴する、

尿が出ないからカテーテルを入れる。

 

わたしたちの祖父母はどうだったか。

 

ひとは自分が命尽きることをそれとなく知っていて、

そのときがきたら枯れるように衰弱して命尽きていく。

それも人間、命を持ち、生きているものとしてのひとつの姿ではないだろうか。

 

その状態を周りの人間がなんとかしようとするのはどうなのだろう。

本人の意思に添うものなのか。

もうここで走ることを止めたい、といっているひとに、

もっと走れ、とけしかけるのはどうなのだろう。

 

毎日そのお姿を、ご様子をうかがうたび、こころがそがれていく。

 

 

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