作業療法・リハビリ 園芸療法

園芸療法士;作業療法士になってから

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いつもありがとうございます。

まつした(@flowerpower_ht)です。

 

 

新しい場所で、作業療法士としてスタート

 

晴れて2012年、48歳で作業療法士になりました。

 

それまで介護で働いていた老健を辞め、作業療法士として新たな老健に入職しました。

 

そこでもわたしがやってきた園芸療法に興味を持ってくださった。

やってみてください、と言われたのは、ここでも看護師さんでした。

彼女も園芸療法を知っていたのです。

不思議な導きのようで、そのまま入職しました。

 

初めの一年はさすがにリハビリ職としての働きに集中。

そして1年を過ぎるころに上司から作業療法としての園芸療法の実施を勧められ、

周りの人の意見やアドバイスを受け、企画の立案にまで至りました。

 

入職して一年後、春になり、やっと園芸療法プログラム実施にこぎつけたものの、

定着するまでいろんな壁にあたりました。

そのたびに周りのひとに相談、特に同じリハビリ職に聞きながらすすめました。

わたしのほかに作業療法士がひとりいたことは大きな支えでした。

 

 

リハビリプログラムを企画、実施する、ということ

 

彼女自身は園芸には興味はなかったのですが、わたしが入職してすぐ、

彼女自身が認知症の利用者たちを数人集めて行う認知症小集団プログラムをわたしと一緒に立ち上げたので、

その手法を彼女から学びつつ認知症小集団プログラムも行い、

どういった環境設定、手続き、注意などが必要か、学ぶことができました。

 

特に、介護職のスタッフとともにプログラムをすすめることは重要で、

いかに介護職含めほかスタッフ、他職種を巻き込む、理解を得ることが必要かについては学ぶところが多かった。

 

老健はリハビリの場、と言ってもリハビリだけでなく介助、介護は必要。

そこを無視してリハビリだけに時間を割いてプログラムを行うことは、非常に危険です。

介護職はじめ、周りの理解を得て初めてプログラムが成立、実施できるわけですから、

周りの理解を得ながら行うこと、他職種と仕事などの兼ね合い、コミュニケーションをこまめにとり、

プログラム内容以前に特に人間関係を大切にしていく必要があります。

 

ひとりでは何もなし得ない。

みんながいるから成り立つ

他職員の助けがあるからこそ実施できるのです。

 

ほうれんそう(報告、連絡、相談)。

情報共有。

 

そういった社会では当たり前の、さまざまな連携によって園芸療法プログラムは走り出すことができました。

周りの職員への感謝以外のなにものでもありません。

 

続きます。

 

過去ブログ。

アメリカ暮らしのときのことから帰国後、

作業療法士になるまで、なったあと、

いろいろですが、こちらもよかったらどうぞ。

「園芸療法士の日々 colorful days

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