あなたはどこのブランドの化粧水を使っていますか?
基礎化粧品っていろいろあって、最近ではオールインワン、ファンデーションから日焼け止めまで入っているものまでありますよね。
化粧水にもいろいろあって、わたしは若いころはいろんなブランドの物を買ってみていましたが、どれも合っているのかよくわからないままお金をつぎ込んでいました。
実は化粧水はカンタンに作れてしまうこと、ご存知ですか?
材料もそれほどいらず、あっという間に作れてしまうんです!
そして園芸療法プログラムの一つとして行ってもいます。
なぜアロマが園芸療法??
アロマは植物からとれた精油を使います。
なので、植物を学ぶ、利用したプログラムにもなりえるのです!
アロマオイル=精油を使えば自分だけのブレンド化粧水が作れてセラピーにもなる、こんな楽しいことをリハビリとして使わない手はありませんよね。
アロマオイルを使った化粧水の作り方
【材料】
100ccの化粧水を作ります。
- 化粧水を入れる100ccボトル
- アロマオイル=精油 ここではラベンダーとフランキンセンス 合わせて2,3滴
- 精製水(薬局に売っています) 95cc
- 無水エタノール(薬局に売っています) 小さじ1(2~3cc)
- ビーカー(あれば)
- 計量スプーン
【作り方】
- 無水エタノールを測ってボトルに入れます。精油を入れて、よく振ります。
- 精製水を測る、もしくは100ccボトル一杯注ぎます。
- よく振ります。
これだけなんです。カンタンですよね!
アロマオイル、精油はこういったサイトからも手に入ります。
注意すべきは手作り化粧水なので2,3日で使い切ること、冷暗所に保存することです。
化粧水づくりを園芸療法プログラムとして行う
この化粧水作りを園芸療法プログラムとして行う場合、ステップを考えます。
大切なのは、漫然と始めるのではなくステップごとにどのような効果をもたらすかを考えてみる。
そして、効果を実現しようとしているか、できているか考えながら行うことです。
そして、時間を決めて始める、時間になったらさっと切り上げること、アタマの切り替えが大切です。
化粧水づくりで考えられる園芸療法プログラムの効果
- 精油って何か?その歴史、種類、効用。どんな扱いをすべきか?→学習、集中
- いくつかの精油を自分で選ぶ→選択、考える力、集中
- どの精油を混ぜて作るかラベルに書く→手指巧緻性、短期記憶
- アルコールの測り方、ボトルへの入れ方、精油の混ぜ方→集中、バランス、可動域訓練、注意
- ボトルを振って混ぜる→上肢訓練、集中
- 顔、手に塗って香りを嗅いでみる、他の人の化粧水との比較→成功体験、他者交流、芳香浴
ざっとあげるとステップごとにこのような効果が考えられます。
もっとあると思いますし、それらをいったん書き出しておくと園芸療法プログラムの振り返りになります。
こういうステップが抜けていたとかこういう効果が見込める、と思ったら書き足しておきます。
こういった資料を残しておけば、次回はもっとより良いプログラム内容となるはずです。
園芸療法プログラム;化粧水作りにおすすめの精油
化粧水作りには、先ほど紹介したラベンダー、フランキンセンスだけでなくさまざまな組み合わせがあります。
肌の引き締めにはイネ科のパルマローザなど加えても。
香りは異なりますが、ローズの代わりに同じ成分、同じように皮脂成分のコントロールをしてくれるゼラニウムを使ってもいいかもしれません。
いずれにしても良い香り、草花の香りに囲まれて楽しみながら行う園芸療法プログラムです。
癒されるとともに参加したひとの植物、アロマ、園芸への興味も広がります。
!注意!
化粧水を使ってみてピリピリするなど肌に合わないと感じたらすぐにやめて水道水で洗い流してくださいね。
石鹸を使って洗うのはNGです!
石鹸の成分が一緒に作用してしまうことがあるので、かならず水道水で洗ってください。
高齢者に対して行うときにもすぐに少し肌につけてもらって大丈夫かどうか確かめてあげてくださいね。
化粧水に使えるアロマオイル=精油(一部)