先日はタネの紹介やタネの選び方を記しました。
https://naomimatsushita.com/20190129/
タネは買ってみたよ。でも、どうやってまくの?
プランターや鉢はあるからそこにまけば良いかなあ?
ちょっと待って!
少し説明するね。
園芸療法プログラム、タネを蒔こう!でもどうやって蒔く?
種まきにはいろんな手法があります。
- パラパラ全体に播く
- 畑など地面に直播き
- すじまき
- 穴をあけて何粒か播く
など、植物、タネの種類によって播き方も変わります。
厳密に、この植物はこの播き方で、というのはありませんが、育ち方や利用の仕方、植物の特性などにより播き方を変えます。
園芸療法プログラム、タネをまく。ごく細かいタネの場合
例えば、先日のブログ記事で紹介したジャーマンカモミール。
花はフレッシュハーブティとして有名、一輪摘んでお湯をさしたカップに浮かべるだけで青リンゴの香り。
タネを見てみるとわかるのですが、とっても細かいタネです。
発芽した時はとても小さい芽。
ところが育って花が咲く頃の草丈は1m以上、茎は細いけれど高く育ちます。
それを考えると、
- 小さい芽だから植え替えは難しい
- 背が高く育つので広い場所が必要
なので、できれば畑や土地に直接ばら蒔く、深め大きめのプランターにばら蒔く。
あまり混み合わないよう、出来るだけタネとタネの間を考えながらパラパラと蒔くのが良いでしょう。
園芸療法プログラム、タネをまく。細かめのタネの場合
夏に欠かせないバジル。
トマトやチーズと一緒に食べると美味しいですよね。
細かいタネで、育つと50センチ〜1mくらいまで育ちます。
発芽率が高くて生長が旺盛です。
バジルの場合も畑や地面に蒔く、プランターでも良いと思います。
指で筋をつけて、その筋の中にタネを指でつまんでパラパラと落とします。
蒔いたら筋がなくなるくらい、土をかぶせます。
園芸療法プログラム、タネをまく。大きめのタネの場合
ヒャクニチソウ。
夏の暑い、花の少ない時期にも切り花として活躍してくれます。
タネの袋を開けてみると大きめのタネが出てきます。
5〜7ミリくらいでしょうか。
ヒャクニチソウは種類が色々あって、20〜40センチくらい、背丈の小さいものもあります。
昔からあるヒャクニチソウは2メートルくらいまで育つものもありさまざまです。
直播きといって花壇や庭に直接蒔いてもよいのですが、ポリポットに播くことをおすすめします。
必要なのは
- ポリポット
- ポットを並べるトレイ
- 種まき用の土
- スコップまたは土入れ
- 新聞紙
- タネ
ポリポットは園芸店やホームセンターで手に入ります。
200個くらいの単位で売られています。
トレイは園芸店やホームセンターで聞いてみていらなくなったものをわけてもらえることがあります。
土、スコップ、土入れは園芸店やホームセンターで購入できます。
園芸療法プログラム。ポット蒔きの方法
- トレイにポットを並べます
- 新聞をさいて、ちぎってポットの底をふさぎます
- ポットの中に土を入れます
- 人差し指でくぼみをちょんとつけてタネを落とします。大きいタネなら1粒ずつ、大きめのタネなら2、3つくぼみを作ってそこにタネを落とします。
- トレイ全部にタネを蒔いたらタネの入ったくぼみに土を軽く落としふたをします。
- たっぷり水をやってできれば直射日光の当たらない暖かい場所に置きます。
ポットに入れる新聞紙はこれくらいの大きさにちぎってもらいます。
それをポットに入れて行ってもらいます。
そして土を入れてタネを蒔いていきます。
あまりタネ入ってないよ、ちゃんと芽がでるかなあ?
だいじょうぶ!
何日くらいで芽がでるかな?
予想してみようか?
みんなでこんな話をしながら種まきをすると楽しいですよ!
暖かい日が続くと、植物にもよりますが5日から1週間で発芽します。
小さい芽を発見したときのうれしさはひとしおです。
ちなみに、昨年秋まきしたタネは今こんなふうにきれいに咲いています。