リハビリ;やりがいを感じるとき

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マンツーマンでリハビリをすることが嫌いなわたしですが、毎日わたしの職場のお客様ほぼ全員の顔を見る、挨拶をする、声をかけるようにしています。

個別リハビリとは異なるかもしれませんが、これも個別対応。

毎日顔を見る、ちょっとした話をするだけでもその人の変化が見れるし、「今日も元気ですか。気にかけています」という気持ちが伝わる。

わたしが逆にお客様だったら、そうしてもらってうれしいし、それがなかったら不安に思うでしょう。

昨日、定時になったし、もう帰ろうかな、と思っていたら、あるお客様の家族の方から声がかかって「父がリハビリ楽しいって言ってます。ありがとうございます」

この方は精神疾患も持っておられてこの施設に入って来られたころからどんどん廃用がすすみ、食べることも何もできなくなって、もう看取りかも、というところまで弱られてしまいました。
そのため、一度入院され、この間ようやく無事、退院されたのです。
いまは退院直後ということもあり、個別でリハビリしているのですが、薬の副作用で身体がしびれたり手足が重かったりするなか、「歩けなくなるのがこわい。歩きたい」とがんばっておられます。

わたしはけして励まさない、ほとんど話しません。
ただ彼の話を聞いているだけ。
相槌をうったりちょっと話すだけ。

そんなことだけの繰り返しだけど以前より笑顔がよく見られるようになられた。

「リハビリが楽しい。生きているという実感がある」と言ってもらえることはほんとにセラピスト冥利につきます。

リハビリだけでなく、いつの日か、お好きなことをまた始めることができればよいですね。

ゆっくり、ゆっくりと。

 

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