アメリカで習得した園芸療法プログラム。
恩師にならってひとり老人ホームなどに伺ってセッティング、人集めから実施まで行っていました。
もう一つのプログラムを準備する意味
恩師がよく言っていたのは、
Aプランが行う予定のプログラムならもうひとつ、
Bプランを実施できるよう準備しておく。
本来のプログラムができなかったときのために、
予備プログラムを準備しておけ、というわけです。
やろうと思っていたプログラムを行う予定の場所が使えなかった、
そんなにひとが集まらなかった、考えていた認知レベルのひとたちではなかった、
などいろんなパターンがありますが、
いずれにせよAプランのプログラムの実施が難しい場合「今日は中止します」ではなく、
臨機応変にBプランにさっと差し替えることができるかどうかで
園芸療法プログラムの効果が違うというのです。
確かに、「今日はいつもの園芸療法プログラムがある」と
楽しみに集まって来られる方たちの気持ちを裏切る行為は、
信用をなくし、次回以降やる気が薄れ、効果が薄れます。
できるだけたくさんの引き出しを持つ
どんな仕事、そして遊びにもこういった複数プランを考えることは有益です。
お客様がAプランを気に入らなかったらBプランをすすめてみる、
遊びに行って雨が降りAプランができなくなったら代わりにBプラン。
Aプラン、Bプランと意識しなくてもすでにそういった引き出しを
たくさん持っている人はいると思います。
そしてそういう人は時と場所、場合によってフレキシブルに手を変え品を変え、
ということができるはずです。
「引き出しの中身」をいかに多く、しかも充実させているかで、
仕事、遊び、全てにおいてその人に備わる豊かさが異なってくる。
だから、仕事、リハビリだけに固執せず、「遊びをせんとや生まれけむ」。
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