作業療法;臨床実習の思い出

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作業療法士を目指す人は臨床実習がんばっておられる頃でしょうか。

そんな時期にあえてわたしの実習の思い出を書きます。

実習真っ最中のみなさんの元気が出ること間違いなしです。

 

臨床実習なんてくそくらえ

 

わたしは40歳後半で実習を受けたので、動きが鈍い、気づきが遅い、気遣いがない、レポートなどすべての課題が苦手、そして歳とってるので実習先に気を使わせてしまう、と最悪のコンディションでのぞみました。

 

3か所で実習しましたが、どれも楽しくなかった。

最悪でした。

唯一、精神科だけは少ーし楽しめたでしょうか。

とにかく臨床実習そのものに病んでいました。

 

最悪だったのは3カ所目。

最後の実習先、リハ病院でしたが、これがまあ体育会系というのか、朝から晩まで「押忍!」といったかんじでした。

作業療法士だけでなく理学療法士も、みなさん業務を時間どおりに黙々と、淡々と、こなされていました。

そして業務後は勉強会、反省会。

 

学生だからといってもちろん遅刻、欠席は許されません。

夜遅く帰宅してその後デイリーレポートや課題、考察などまとめるわけです。

7,8時間睡眠とらないと満足しないわたしには、眠れないという地獄!

眠くて疲れて頭が回らないから考えることもできなくなる。

バイザー(女性)からはほぼ毎日フィードバックあったですが、笑顔は皆無。理不尽な叱責のみ。

 

朝、挨拶しますが、ほぼスルー。

課題を早めに持って行かないと、いや、持って行ったとしても、「遅い。もっと早く持って来れませんか」の毎日。

レポートも課題も十分に出来てなかったこともありますが、それだけですでに朝から凍り付きます。

周りのリハ職たちからも、
「ひとり浮いてるって言われてますよ」
「今までやってきてそれだけの質問しかできないんですか?」
「(担当としてつかせていただいた患者さんから)もうこれ(わたしが考えたプログラム)、やりたくないっておっしゃってますよ」

などなど。

ココロが痛い言葉の嵐。

 

どうすれば??

このまま続けられるのか?

 

実習内容について何か言われることはしかたないのですが、わたしの存在について言われること、否定されることについては「すみません。気をつけます」としか言えなかった。

 

朝、実習先まで行くのがこの上なく辛かったです。

 

 

折れそうな心の毎日

 

「浮いてる」とかって言われたら「じゃあどうしたらよいのですか」と聞ける精神の強さは、実習が開始してすぐ完全に失せ、日がたつほどに心が弱っていきました。

そこで、学校の担任の先生に何度か相談し、とうとうバイザーとも直接話してもらって最後のその実習をなんとかやり通しました。

 

わたしは当時のわたしをほめたい。

 

 

臨床実習はいつか終わるもの

 

いま、臨床実習の場でこのようなことがあるかどうかはわかりません。

こういう厳しさは実習として当然である、と考えている実習先がもしまだあるのならば、わたしはその実習先に後輩たちを行かせたくありません。

実際、臨床実習で精神的に弱ってしまって、本当は優秀な人材が、何人か挫折し、セラピストになれずに退学していくのを見ています。

精神を病んでしまって、同級生はおろか担任の先生にも相談できなくなってしまうと最悪です。

 

恥ずかしさとか、かっこ悪さとか。

そんなのセラピストになったら一つのエピソードに過ぎないんですから、実習中、苦しくてたまらなかったらとにかく誰にでもいいからすがりついてなんとかやり過ごしましょう。

臨床実習は受かったらもう二度とやらなくていいんです。あとは国家試験に受かればいいだけなんです。

国家試験なんて臨床実習よりはるかに楽。

何年かの過去問をリピートして解くだけで受かります。

 

とにかく臨床実習はがんばりすぎず、困ったらすぐに誰かに相談、話を聞いてもらってください。

 

セラピストになって社会に出てどうなるかはわかりませんが、国家資格を持っていることは大きな強みです。

 

 

さいごに

 

わたしのしょうもない実習経験をつらつら書きました。

いまの臨床実習は、疲れ、眠さ、ハラスメントなどの無い、実のあるものに変わっていますように。

 

どーーしても誰かにしがみつけなかったら、がんばれなかったら、放り出しましょう、逃げましょう。

 

人生なんてそんなもん。

死にさえしなければなんとかなるんです。

 

そのあとすばらしいこと、楽しいことがたくさん待っていますから!

 

 

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