作業療法・リハビリ

リハビリは「してもらう」もの?

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いつもお世話になります、まつした(@flowerpower_ht)です。

 

わたしの夢「園芸療法の庭作り」みんなの居場所を作る

こんな夢の実現にむけて準備しております。
ご興味ある方、ご協力していただける方、ぜひご連絡ください(^-^)/

 

 

新しい職場、思うこと

 

新しい施設で働いております。

変わらず作業療法士として働いているのですが、新規立ち上げ施設のため、今月から少しずつ新しい利用者、体験者が毎日訪れています。

リハビリ施設ではないけれど、リハビリをうたっている施設なので、それを目当てにやってくる利用者が多いです。

 

思うのですが。

 

リハビリをうたうデイサービスであれば、施設に到着した瞬間、全てがリハビリです、と徹底すべきではないでしょうか。

 

昨日ある利用者が「次はどうやって楽しませてくれるの?」と介護職員に言ったそうです。

 

わたしたちは「楽しませ屋」じゃありません。

 

利用者の利用しているところを見学しにあるケアマネジャーが来たときに、そのケアマネジャーが担当の利用者に、「もうマッサージとかやってもらっているんですか?」。

うちはマッサージ屋さんじゃありません。

 

「誰かがあなたを楽しませてくれるところではありません、ここはリハビリを主としたデイサービスなので自分で楽しみを見つけましょう。」

リハビリ特化施設、と言っているのでそう断言してしまえばよいのですが。

 

以前の老人ホームも新規立ち上げ、リハビリをうたっていたのでリハビリ「してほしい」といって入居してきたひとが多かったです。

 

とはいえ。

 

リハビリは「してもらう」ものではありません。

「一緒にする」ことはあってもそのひと自身が主体となってリハビリをしないと意味がありません。

 

ということを何度となく繰り返していますが、まったく理解されないし、聞いて聞かないふりをしているのかわかりませんが、わたしはそのように利用者に言うことにしています。

まずリハビリの場、という施設の考えは利用者に通用しない、浸透しにくいし、すでに将来どうなるかが想像できてはいます。

管理者、経営者の考えや行動が施設の将来に明確に反映されます。

職員にも大きく左右されます。

 

そして、最初が肝心です。

あとから修正していくことはとても大変です。

 

さて、今回はどのようになっていくのでしょう。

 

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