園芸療法;12の療法的プロセスとメリット その2

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いつもありがとうございます。

まつした(@flowerpower_ht)です。

 

園芸療法;いまできるプログラム その1

 

このようにプログラムの流れだけ書きましたが、

リハビリとしての園芸療法としてはあまり効果がない。

 

そのため、全12の手順を振り返り、リハビリの要素をどこにどう入れていくか。

 

 

昨日は前半の1から6までについてお話ししました。

残り、7から12までについてもみていきます。

 

 

園芸療法としての手法とそのリハビリへの効果

 

7.パンジー、シロタエギクの苗を配り、二人でプランターにどう配置するか考えてもらう。

 

二人の共同作業。話し合いながら他者交流、デザインを考えること、

意見を交わし合うことで認知機能維持、楽しみをもつ

 

 

8.苗の配置が決まったら、苗のビニールポットを取ってもらう。

根が出た状態で苗を配置した場所に一度置いてもらう。

 

短期記憶

二人で決めたことを覚えているか、覚えてないなら補えるかどうか

 

 

9.苗の根元まで土入れで培養土を入れてカバーする。

土が入ったら、プランターのすみや苗の間を割りばしでつついて土を隙間なく入れてもらう。

ただし土が固まってしまい苗を痛めたり水が浸透しなくなるため、手かや指で土をおさえないよう注意してもらう。

 

腕、手、指の可動域訓練、巧緻性訓練、リーチ、筋力トレーニング

立って行うならば立位保持、持久力維持、バランス訓練

植えることは注意力、判断力、集中力が保持できるかどうかの評価、訓練になる。

土を押し付けないことを覚えていられるか

 

 

10.苗を植え終わったら、いったん手を休めて話を聞いてもらう。

「ネームプレートになまえペンで、きょうの日付、自分の名前を書く。

裏返して、植えたものの名前を書く」と説明する。

ネームプレートとなまえペンを一人1枚ずつ渡し、そのとおりに行ってもらう。

 

➡ネームプレートに行う一連の作業を覚えているか、短期記憶。見当識。

認知機能として字、自分の名前を書くことができるか評価。

麻痺がある方は健側で書けるか評価し手伝うことが必要。

2人で教え合う協力がみられるか評価。

 

 

11.ネームプレートを書き終わったらプランターにさしてもらう。

水を入れたジョウロで水をやってもらう。

 

水やりは腕、手、指の可動域訓練、リーチ、筋力トレーニング。

立って行うならば立位保持、持久力維持、バランス訓練。

的確に水がやれているか、そうでなければ視力、注意、判断力を評価し、次回につなげる。

 

 

12.プランターをどこに置いたらよいか、考え、決めてもらう。

水やりを当番制にし、水やりカレンダーを作って、何曜日は誰々さん、とカレンダーを作っても良い。

 

花を植えたら日当たりのよい場所に置く、というのは

一般常識として知っているひとがほとんどだが、

あとは対象者たちが置いてみて見やすい場所、手入れがしやすい場所など

お互い話し合うことで意見を交わし、交流を促す。

★水やりカレンダーを作製し、役割をつくる。

★きれいに咲いているか見に行くことが毎日の歩行訓練にもつながる。

 

 

ふたたびやってみる?

 

さて、どうでしょうか。

この手法にのっとってやってみようと思われますか?

 

たぶん、ほとんどのひとが「読んだだけではよくわからない」とおっしゃると思います。

実際、行ってみないと、そして何度もやってみないと慣れないし、

繰り返し行っていると、ここに記した方法や効果以外にもっとたくさん発見があるはずなのです。

 

ここまで、これ以上熟考し実行して初めて、「園芸療法」、セラピーやリハビリとしての園芸を行える

と考えます。

 

そして先ほども述べたように、何度も、考察しながら行えば、

より多くのメリットを見出すことができると思います。

 

 

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