わたしを知る人にはびっくりされます。
わたしは人見知りするし愛想良くないしうまくしゃべれないしまず採用されないだろう人間だからです。
ずっと勤められるかどうかは定かではなかったのですが、
ちょうどIFA認定アロマセラピストになったところだったので、
自分でもサロンを開くことができるか、どう始めるのか興味があった、
というのが本音です。
園芸療法士、作業療法士なのになぜアロマセラピスト?
アロマセラピーは30年前くらいに自分で勉強して知っていたのですが
ひとに施術する+精油を使ってその効果をより引き出す
ということをリハビリに使えないかと考えた。
また、精油は植物からとれるもの、それらを園芸療法に使用するにあたって
もっと知っておきたい。
これらからIFA(国際アロマセラピスト)受験に臨んだのですが、大変でした。
毎週日曜の座学に実技、2年近くかかりました。
IFAはわたしが受けた学校では60症例を提出しなければならなかったので
これらをまとめて提出するのが大変だった。
その後に筆記(マークシートではない)と実技試験、
合格した今となると短い時間だったように思いますが、
働きながらの資格取得、なかなか辛かったけれど
怠け癖のあるわたしは働きながら、追い詰められなければでなければ
受からなかったかもしれません。
いま、アロマセラピストとして活躍はしていませんが、
エステサロンで勤めたときに身につけた手技をそのまま使わず
臨機応変に使う必要を強く感じました。
またそのサロンでは違った手法だったので、
その手法を勉強できたことは大きかった。
ちょうど開設するサロンだったので始め方を見れたのもラッキーだったし、
一番大切なお客様を呼ぶこと、集客方法を知ったこと。
郊外にあったので、集客活動もネットを使うより、チラシを入れるポスティング、
オーナーの以前からのお客様やその知り合いなどに呼びかける、
知り合いのお店に足を運ぶなど、地道な努力が必要な土地だと感じました。
こういった方法がわたしにできるだろうかと考えたとき、
気配りができてマメにひとにはたらきかけることが要求されるなら
「無理」と思ってしまったのです。
だったらわたしはまず職場でやってみようと、同時期に勤めていた今の職場で
リハビリにアロマとIFAの手技を取り入れて、
上下肢のむくみやハンドマッサージ、メンタル面などに働きかけています。
アロマリハビリです。
対象者が高齢者なので気をつけなければならないところはありますが、
効果は大きいと思います。
むくみ、メンタルイルネスに対しては結果が出ているので、
こうやって少しずつ続けるのがわたしのスタイルかなと思います。
エステサロンに勤めたことで得たことはたくさんあります。
今後考えていることに活かすことができると思います。