転職、就職 どうしたらいい?
わたしは人生で何度も転職を重ねてきました。
最近では55歳で転職したので、転職にあまり年齢は関係ないかも、とかんがえています。
もっとも、仕事内容や条件が自分や今までのキャリアとかけ離れている場合は年齢を重ねてからの転職は難しい場合もあるでしょう。
あなたが転職したいと思ったとき、じっくりと転職サイトを見たり問い合わせたりしますか?
転職サイトに登録、利用などしましたか?
だって不安だもん。どんな仕事や条件があるかわかんないし。
そうですよね。
普通は吟味して職を探しますよね。
たとえば、「わたし、あそこでしか働きたくない!あの会社で働きたい!」と思う会社、勤め先が出てきたら、あなたならどうしますか?
そんな強い気持ちになったことはないなあ。
そうなったとしても身の程知らず、おこがましいし。。
わたしは何度かその場所で「勤めたい」、その仕事を「やりたい」と思った仕事先に、直接「働かせてください」メールを送ったり、直接そこに行って職を得たことがあります。
ひとつは、アメリカでの花仕事です。
わたしがアメリカにいたときは当初働ける状態だったのですぐに働いても良かったのですが、いかんせん英語に自信がない。
それに「今までずっと働いてきてせっかくアメリカに来たんだからいろんなこと楽しみたい!」
いろんな場所にドライブ、観光したり食べ歩き、英会話を習いに行ったりと楽しんでいました。
そのうち、「何かやりたい。今までたずさわっていた花仕事や園芸がここでもできないだろうか。。」
異国での就職「あたってくだけてみよう!」
英会話もおぼつかないのに、わたしはいくつかの花屋、花仕事をやっているところを見つけてメールを送りました。
「もし可能ならばあなたのところで働かせてほしい、いや、手伝いから始めさせてほしい」
名もないひとりのアジア人からのメール。
もちろん返事はありません。
くだけ続けました。
しかし、そのうちにひとつだけ、返信メールを受け取りました。
「あなたに会ってみたい」と。
そこから4年間、意気投合したわたしとアメリカ人ヘレーナとの花仕事、ウェティングフラワーデザインが始まったのでした。
異国での就職、やってやれないことはない、かもしれない
わたしの場合、アメリカで花仕事ができたことはとてもラッキーでした。
まさか異国で働けるとは思ってもいなかった、それでも花仕事をやりたいという強い気持ちをくんでくれるひとが少しはいるんじゃないか、というかすかな望み、かすかだけど確かに強い想いがありました。
その想いがたまたま一緒に花の仕事をやるひとを探していたヘレーナの需要と結びついたのです。
ヘレーナはフリーで花の仕事、それもウェディングフラワーだけを手がけていて、まだ名の知れたフラワーデザイナーではなく、やはり花の仕事が好きで自宅で少しずつ花仕事をしていたひとです。
そんなヘレーナが変わったアジア人のメールを受けて、実際に会って意気投合。
二人の花仕事が加速していきました。
きっと なせばなるなにごとも 転職も就職も
花仕事も楽なものではなく、きつい、ツライ、暑い寒い、重い、ケガをする、脚立から落ちるなど泣きそうになることもありました。
ヘレーナとの花仕事はどんなにしんどくても本当に楽しくて、帰国が決まったときもいつまでもこの仕事が終わらなければいいのに、と逆ホームシックになりました。
でも、次へ進まなければ。
アメリカで園芸療法士になったその次は日本で園芸療法を展開させること。
そんな希望があったわたしはアメリカを離れましたが、ヘレーナにメールを送って花仕事を一緒に手がけた経験はかけがえのないものです。
こんなふうに後先考えず、いや、自分の中では考えはまとまっていたと思いますが、情熱につきうごかされて仕事を得るということがあり得ます。
分野によりますが、就職、転職にはじっくりプランを練ってこういった攻め方で、転職サイトに登録して、と考えるのもいいでしょう。
あえてみずから飛び込む、売り込むことが功を奏することもあります。
どちらを選んでもいい、悔いのない就職、転職活動をしたいですね。
以前お世話になりました↓