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作業療法士:機能訓練指導員の比較をしてみた

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いつもお世話になります、まつした(@flowerpower_ht)です。

わたしの夢「園芸療法の庭作り」みんなの居場所を作る

こんな夢の実現にむけて準備しております。
ご興味ある方、ご協力していただける方、ぜひご連絡ください(^-^)

転職してふたたび作業療法士、いまは機能訓練指導員と呼ばれています。

あなたは「機能訓練指導員」という言葉を知っていますか?

 

作業療法士:居住と在宅での機能訓練指導員

 

今月から新しい職場になって施設新規立ち上げからかかわっています。

前々回の職場は老新規立ち上げの老人ホームでした。

どちらも新規立ち上げですが、ずいぶん違うな、と感じます。

 

 

作業療法士:機能訓練指導員、どこが違うのか?

 

老人ホームはオープニング前、スタッフがすでに30名ほどそろっていました。

ところがいまのデイサービスはオープン時、そしていまも介護職3人、相談員、看護師、センター長、わたしの7人です。

 

規模としては以前勤めた老人ホームの定員は60余名、いまのデイサービスは一日せいぜい50名まで。

定員の増え方は老人ホームよりデイサービスのほうが明らかに早いでしょう。

デイサービスの定員は数カ月で100名を越えるでしょう。

ただし、一日にわたしがかかわる利用者は老人ホームより少ないはずです。

しかしデイサービスでは老人ホームと違ってその日によって関わる利用者が異なります。

 

大きく違うのは、その施設にお客様が「住んでいるか住んでいないか」です。

以前の老人ホームは「居住サービス」、いまのデイサービスは「在宅サービス」。

いまのデイサービスは自宅もしくは施設に住まわれているひとが通ってこられるので、一日施設で過ごします。

老人ホームはその場所に住んでおられます。

この点が大きく異なると思います。

 

 

作業療法士:機能訓練指導員、現実はどうだったか。

 

同じ機能訓練指導員ですが、居住サービスと在宅サービスではこんなに違うものかと感じました。

 

わたしは居住サービスである老人ホームではお客様が基本的にずっとそこに住んでおられ、60名の定員から変化はあまりないだろうことから、同じひとたちに機能訓練をすればいいだけ、と思っていました。

居住サービスである老人ホームは居住しているお客様に機能訓練することも大きいですが、介護職といっしょに、介護職を巻き込んで行わなければならないことが多かったです。

居住している環境や車いすなど福祉用具のセッティングやトイレ、入浴動作、食事摂取方法を一緒に考えて伝達、実施。

これがほんとうにスムーズにいかなかったのです。

問題として、わたしの伝え方や職員との関係性などがあると思います。

 

それにしても、老人ホームは住んでおられる場所。

居住スペースや住み方についても考えないといけなかったので、やるべきことがいっぱい。

一日の仕事が凝縮されたかんじで、わたしは精神的にいっぱいいっぱいでした。

 

 

作業療法士:機能訓練指導員、今はどうか。

 

デイサービスではご自宅、つまり居住スペースまでみることはほとんどないですし、ご自宅の中を見たとしてもそれらに対してアドバイスすることはほとんどなさそうです。

仮にお宅を拝見してもどのように過ごしておられるか、その動きを見ることができないからです。

本来ならば今の職場のデイサービスで機能訓練を行うために、自宅を訪問し、何に困っているのか、何が必要か、どうしたいかなどヒアリングしたり動作を見て事前評価することが必要だと思いますが、実際は行っていません。

利用者ご本人、ご家族にお聞きすればニーズや課題がわかるだろう、ということのようです。

わたしもおひとりおひとりご自宅を訪問までする必要はない、ご本人ご家族と接していくうちにわかっていくだろうと思っているので訪問は行わないでしょう。

 

 

居宅と在宅サービスでの機能訓練指導員、どちらが働きやすい?

 

言い方に支障があるかもしれませんが、どちらがやりやすいかと聞かれると、やはり今のデイサービス、つまり在宅サービスと答えます。

 

では、2年前まで、10年近く勤務していたデイケアと比べたらどうか、と問われると、今後どのようになっていくかはっきりわかりませんが、今のデイサービスの方が勤務内容、待遇、立場などおおよそすべて好ましいと感じます。

以前勤めていたデイケアでは、加算をとらなければ個別リハビリができないはずなのに続けているという矛盾を感じていました。

しかも介護の仕事も介護職なみに行わなければならなかったし、イベントや行事も主になって行う、という職場でした。

リハビリの要素を取り入れて介護やレク、イベントをやっていこうということはセオリーとしては確かに素晴らしいことですが、それならばリハビリの人員を考えてほしいといつも思っていました。

それでも残業はほとんどせずに仕事をしていたので、慣れればこなせるものだとは思いますが、毎日くたくたでした。

 

 

作業療法士:機能訓練指導員としても働きやすさが一番

 

今はまだ一日最大7名程度の利用者しかこないデイサービス。

登録利用者は増えつつあるので、そのうち忙しくなるのはわかっていますが、いままでの職場と比べるとゆとりがもてます。

自分で考えて園芸療法やアロマセラピー、認知症小集団リハなどもリハビリに取り入れられるよう今から考える余裕があります。

一日何時間拘束はされていますが、わたしの場合まったくフリーでいるより、固定の仕事があって、空いた時間を副業に活かすという生き方がいいように思います。

 

一日働く職場、自分にとって働きやすいということが一番。

 

毎日家事もしなければいけませんが、今までと違うのは副業ができるチカラを温存できるくらいになってきたので、新しい職場にうつってひと月、趣味も再開しようかと思います。

庭を作るプロジェクトも忘れていません。

ライフワークとして、少しずつ。

 

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