園芸療法

園芸療法士になるには、ただ一つ。

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こんにちは!

作業療法士で園芸療法を実践しております、

まつした(@flowerpower_ht)です。

 

 

「園芸療法士になりたい」

 

作業療法士の中でも園芸療法をしたい、園芸療法士になりたい、という声をよく聞きます。

さて、何かになりたい!と思ったとき、あなたならどうしますか?

「Googleで調べます」

「調べてその学校に行きます」

「調べてそのとおりにやってみます」

 

そのとおり。

やってみる、なのです。

 

けれどもその先にあるものはなんでしょう?

 

 

なんのために園芸療法をやる、園芸療法士になるのでしょう

 

以前少し関わった病院でも「うちは園芸療法をやっている」と言われていましたが、行ってみると「園芸療法をやっている」のではないことがわかってがっかりしたことがあります。

園芸療法とは対象者がいて園芸療法士がいて、園芸、草花などを介してリハビリを行うことでその対象者の生活のお手伝いになるものです。

その病院はいつでも花で美しく庭が「飾られて」いました。

それは園芸療法でもなく園芸活動でもない。

自分の病院を花いっぱいに飾っておきたいという病院経営者の自己満足でしかありません。

それは病院の宣伝にはなるかもしれませんが、対象者にとっては園芸を「手伝わされている」という気持ちしか残らないのではないでしょうか。

 

 

園芸療法、継続は力なり

 

そしてその病院では病院の経営者が思いついたら花苗を買ってこさせ、対象者を呼び寄せて園芸を行っていました。

計画立てて対象者にも覚えてもらい、一緒に行うことはひとつの園芸療法と言えると思うのですが、園芸療法士の思いつきでその場限りの園芸を行った場合、それは療法と言えるでしょうか。

 

年内通してコンスタントに園芸療法を行うことーー

園芸療法プログラムの内容やそれらの実施方法ももちろん重要です。

園芸療法やっています、園芸療法士ですと名乗る以上、一番大切なのは、園芸療法を続けること、止めないことです。

療法であるかぎり、対象者のゴールをめざす、達成すること、いわゆる「結果を出し」て初めて園芸療法士と認められます。

 

そして、対象者にも自分のゴールを見据えて園芸療法を行うスケジュールを把握してもらいます。

一緒に年間スケジュールを立てることもひとつの園芸療法です。

自分たちの立てたスケジュールをもとに、「いつ、何時は園芸の時間」と覚えてもらい楽しみにしてもらうことが大事です。

 

継続は力なり。

続けることで成果が出る。

 

これは園芸療法だけではありませんよね。

 

 

 

もも

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