作業療法士になって3度の転職をし、いま、比較的、自分に合った毎日を送っております。
以前の転職歴ですが、作業療法士になってから老健、そのあと有料老人ホーム、そして2カ月のみの訪問リハビリ。
いまはデイサービスに勤めて2カ月目です。
病院での勤務経験はありませんが、4カ所で勤めてみていまが一番ストレスが少ないです。
転職を重ねてきましたが、ようやくより良い勤務先に出会ったわけです。
いままで学んだことはたくさんあって必ずしも悪かったことばかりではないけれど、いまが一番と思っています。
参考記事
なぜこんなに転職を重ねたか?
まずひとつめの老健デイケアです。
作業療法士になったばかりだったので、リハビリのイロハや実習に似たケアプラン作成をバンバン行いスパルタ的にしごかれた(と思っている)ので、ここではずいぶん勉強しました。
そして認知症や園芸療法のリハビリ的プログラムの企画立てから実施までおこなえたことも今では大きな自信になりました。
しかし、このデイケア、介護もしなければならなかったので、トイレ介助はもちろん、入浴介助、フロア業務(レクとか)、送迎のときの添乗、そしてイベントの企画から実施までやらなければならなかったので、入職した当初は要領を得ず、リハビリより重荷に感じました。
介護職として6年勤めていたし、それほど重度な方は多くなかったので、介護関係は特に負担ではなかったのですが、外出や夏祭り、クリスマスなどのイベントを主で考えることにかなり抵抗がありました。
介護はもちろん、イベント実行委員やプチ外出、レク企画などなどなど。
辞めようと思った決定打
リハビリ業務以外はひとりでやるものではないし、まず通常業務時間内にはおさまりません。
残業、残業でした。
そこまでやるのが負担で苦痛。
そして、大きな打撃は、リハビリとしての園芸療法プログラムが頭打ちになってしまいました。
このことが決定打で辞めました。
2度目3度目の転職では何が問題だったのか
2度目は老人ホームです。
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これは以前書いた介護職との関係、最たるものは上司との関係、会社との関係がうまくいかなかった、耐えられなかったことでした。
現場の介護職員とは仲が悪かったわけではなく、むしろ同情してくれるひともいました。
職場の状態を一部の介護職員は理解していて、それでも働いていました。
自分を殺して働けばある程度の収入は得られるけれど、それは人間として我慢ができませんでした。
3度目は訪問リハビリです。
在宅ということもあり、いままでやってきた園芸療法やアロマがご自宅でできるのではないか、という期待もあり、転職してみました。
ところが園芸療法やアロマなんて行う時間はない、いや、やろうと思えばできたのかもしれないのですが、園芸やアロマをやって、これが訪問リハビリですよ、と考えてくれる実態ではなかったです。
ぜひ訪問リハでも園芸やアロマもやってみてください、という甘い言葉に騙されたわたしがバカでした。
しかも経営者が営利目的で始めたようなところだったので、わたしたちリハビリ職員はただの道具でしかないということがあからさまで、試用期間内にもかかわらず辞めてしまいました。
やりたいことだけで突っ走っていました。。。
ほんとに。運や縁の無さもあるけど考え無しだね。。
今までを踏まえて今回の転職。なかなか良し!
今の職場がなかなか良し、だなんてこの歳になってイタいひとまっしぐらですね。
今回の転職は何が今までと違ったのか
いまのところ快適に感じているところをあげてみます。
- 通勤時間が短い
- 通勤手段が車
- 残業ほぼ無し
- 同僚とうまくやれている
- 仕事が辛くない
当たり前すぎる項目ばかりですね。。
学習能力が足りないですね。。
1.2.通勤時間が短い、通勤手段が車
まず、通勤時間は今までの最短、片道10~15分、大嫌いな電車やバス通勤ではなくマイカー通勤になり、快適です。
やはり通勤時間の短さは大きいです!
老人ホームに勤めていた時は片道1時間40分、満員電車で超ストレスでした。
行き来だけで疲れてしまうは勤務先で疲れるはでサイアクです。
おかげで今は朝の忙しいときにゆとりができました。
3.5.残業ほぼ無し、仕事が辛くない
これも言わずもがな、です。
時は金なり、いかに業務時間内で仕事するか、いかに充実させた仕事をするか。
それを施設側も求めていて残業せずに変える、休憩時間をきちんととることを重要と考えているかどうかが大きいと思います。
二番目の老人ホームでは職員の残業に寛容すぎ。ありえなかった。
最初の老健では休憩時間ほとんどとれなかったしね。
4.同僚とうまくやれている
人間関係、これが一番大事かもしれません。
リハビリ職はわたしだけですが、ほかは介護職員、看護職員、みんなに協力してもらわないと仕事はできません。
わたしが知らないような利用者さんの話や行動など教えてもらえること、そこから考えることがいっぱいあります。
園芸療法プログラムもコンスタントにやれているのは他職員のおかげです。
いまは人間関係は良好なようなので助かっています。
日頃、他職員さんたちに、助けてくれて「感謝している」ことを言葉に出すことが大事ですよね。
言うと言わないでは大きく違います。
さいごに;転職サイトに頼むのがいいのかどうか
わたしは肯定も否定もしません。
わたし自身、転職サイトに頼んだことは一度だけ、それも3度目の職場の訪問リハビリのときで、このときちょっとごたごたしてしまって転職サイトに不満を抱いてしまいました。
今回の就職は、たまたまハローワークで紹介してもらったところです。
転職するときの決め手は何?
転職するときの決め手は、自分が何を重視するかによるのかもしれません。
通勤時間が長いのは困る、残業はNG、お金をとにかくたくさんもらいたい、など人それぞれ望むことが異なるからです。
わたしの場合は上に書いた1~5の項目が重要だったので、たまたま就職したものの、よかったと思っています。
転職サイトに頼んでも納得いく職場が見当たらないときもありますし、こういうなんとなくなパターンもあります。
繰り返しになりますが、転職では、自分が何を望むか、したいかを譲らないことが重要ですよね。
お世話になった転職サイトです↓一度相談してみるのもいいかもしれません。
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