3か月経つと面談があり、更新するかどうかや給与、待遇をきめるわけです。
もちろん更新しないといわれることもあります。
わたしがいたときにはひとり解雇になったひとがいました。
彼の仕事ぶり、花屋としてのセンス、お客様に対する態度など評価され、
「あなたは駅のスタンド(の花屋、同じような花束が並んでいます)で十分よ」
と言われていました。
つまり、解雇です。
アメリカでもそうでした。
すべての仕事においてあてはまるかどうかわかりませんが、与えられた業務時間内にいかに仕事をこなすか、ただこなすだけだなくプラスアルファの何かを備えているか、何か新しい有益なアイデアをもたらしたか、職場の人間関係はどうかなど、その店、その会社にとって必要な人材をみきわめていたように思います。
その条件にそぐわなければ無能とされ、容赦なく解雇されます。
それに比べると日本は危機感が薄いと思います。
冷たいと思われるだろうけれど、やはり少なくとも勤務時間内に仕事をこなすことのできない人間は必要ないし、もしそうであればなぜこなせないのか、仕事量が多いのならば自分で対処する能力が問われるべきだと思います。
どこの企業でもだいたい上司との面談は定期的に行われると思います。
そういった相談を受けて解決のできる職場なら良いですが、変わらず残業続きだったり、はてはサービス残業をしている人たちをみると非効率的でいつまでも伸びない職場、企業になってしまいます。
こういったあたりまえと思われるチェック機能が行われていないと仕事自体、なあなあで、なぜか無駄話をしながら残っていたり、サービス残業も何とも思わないおかしな状態になってしまいます。
残業をするのなら、なぜするのか、何時までに仕上げるのか線引きをしないとひとは余裕があると思うと集中がそがれてしまうように思います。
ひとは生きるために働いているのであって、仕事のために働いているのではない。
お金を対価として受け取り、生きていく。
基本は自分自身であり、家、家族、一度しかない人生をどう生きるか、選択肢の広がった今、柔軟に考えていきたいです。