鏡をいくつ持っていますか?
自宅にいくつ鏡がありますか?
わたしは、卓上に一つ、姿見、玄関に一つ、洗面所に一つ。
できればもう少し、玄関と脱衣所に姿見を一つずつほしいところです。
実家の鏡たち
わたしの実家にはこれより多く、鏡があります。
階段を上がりきったところ、トイレの中にも姿見があります(^-^;
これは母が置いたものですが、鏡が多いのは母の仕事に関係しているように思います。
母の仕事は洋裁。洋服を作ったりサイズを直す仕事でした。
腕が良かったようで、ブティックのひとたちや母の知り合いが次々とやってきて仕事を頼まれていました。
母は自宅で仕事をしていたので、頼みに来たひとのサイズチェックをするのにいくつかの姿見を使っていました。
小さい頃からそういった環境だったので、わたしもたくさん鏡があることに慣れています。
今の環境だと鏡が少ないな、と思ったりします。
母の鏡の使い方
母は自分の仕事以外にも顔や身体を鏡でしょっちゅうチェックし、少し太った、と言っては
食べる量を減らしたりしていました。
わたしは母に似ず父に似たのですが、若い頃、母はある女優さんと間違えられることがあるほど容貌が良かったです。
それが娘のわたしにはコンプレックスでした。
一緒に出かけると、母は「キレイですね、○○さんに似ていますね」とデパートの店員さんなどに声をかけられるのに比べ、わたしは母の引き立て役のように後ろに隠れてついてまわっていました。
そんな母ももう70半ば、今はもう女優さんに似ているとは言われなくなりましたが、洋裁は少しだけ、続けています。
洋裁のセンスや服に対する思い入れはいまも人一倍で、わたしがいらなくなったコートを持って帰って仕立て直して自分が着たりしています。
壁には雑誌の切り抜きを貼っていたり、わたしよりも美意識が高いように思います。
常に自分がどう見えるか、たくさんある鏡で自分を見ていた姿は女性として見習いたいところです。
鏡で自分を知る
鏡が常にそばにあると、自分の表情が気になる。
電話で話しているとき、笑っているとき、何かを飲んでいるとき。
こんな口の形をしている、ここにシワがある、などと気づいて慌てて表情を変えてみたり、
顔体操してみたり。
姿見で自分の姿勢を見直したり。
鏡を目につくところに置くことは「自分に喝を入れる」ことができて、
もともと容姿が美しくはなくても、歳を重ねてもできるだけすっきり、清潔にいたい、
という気持ちが保てる気がします。
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