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作業療法士、訪問リハビリで働く。良いとおもったこと
昨日訪問リハビリのことについて書きましたが、訪問リハビリ自体はけして嫌なことではないのです。
先月から訪問リハを始めたわけですが、もう今月末には退職してしまいます。
最初は車の運転が恐怖でしたが、いまはだいたい慣れたかな、というところで辞めるのはもったいないのですが、事情が事情だけに、またしばらくしたら訪問リハビリ復帰もかんがえるかもしれません。
訪問リハビリをやってみて、いいな、と思ったのは、もちろんですが、ご自宅でリハビリできること。
ご自宅の環境で、ご自宅のいろんなものを利用してリハビリできることは、日常生活に直結しているのでまさにゴールとして目指すものがそこにある、というかんじです。
リハビリしていてここに手すりがあれば、とか、移動手段とか、転倒しやすい段差解消とかいろんなアイデアが浮かびます。
これが通所リハビリだったらなかなかわかりにくい。
以前は訪問指導という加算があったので、デイケアに勤めているとき、何人かのご自宅の福祉用具提案やADLアドバイスなどさせていただいたのですが、まさにそれです。
訪問リハビリだと週に1~3回などコンスタントにご自宅に伺えるので、その後の様子も見ることができる。
ご自宅で過ごす様子も見ることができます。
食事はどうか、清潔は保てているのか、危ない様子はないかなど、気づくことがあればご本人に話せる、ケアマネジャーにつなぐこともできる。
それにその場、ご自宅だからご家族がいらっしゃるということ。
お一人のお住まいだったり、ご家族がいても外出されていたり事情があって出てこられないときもありますが、
ご家族とお話ができる場合はご家族自身にもリハビリのこと、いま利用者さんに行っていることを知っていただき、情報共有ができる。
ご家族の想いも知ることができる。
作業療法士、訪問リハビリで働く。壁となるのは
ただ、時間が決められていることが問題です。
短い訪問リハビリ時間内に、何に重点をおくか、今日はこれ、次はこれ、とフレキシブルに対応できればよかったのですが、そこまで柔軟にはなれなかった。
時間が許されればもっと個人的に関われることがあるのに、とちょっと悔しい思いもあった。
しかし、その制限された時間内でどこまで効果的にリハビリを行えるかが問われるのも訪問リハビリです。
ジレンマはあるものの、制度、法という壁があるのでしかたがないところはあります
あと、訪問リハでも園芸療法やアロマを使ってみてほしい、という事務所の話だったのですが、出番はなかった。
時間の制限もありますが、もう少し関係性を深めないと実行にはおよばなかった。
お庭のあるおうちもあって、園芸や農業をされていたかたもいらしたのだけど、実際に行うことは難しかった。
作業療法士、訪問リハビリで働く。原点に戻りたい
いま、園芸療法から遠ざかっているので、本当に土や草花が恋しいです。
これから春、良い時期になるのに。
何もしない春なんて今までしばらくなかった。
ひとりでタネを蒔いたり草花を育ててもいいのですが、わたしは園芸療法がやりたい。
園芸療法やアロマセラピーなど五感に訴えるものを使ってのリハビリ。
やっぱりそこに戻ります。
クライアントと一緒にお話ししながら草花が育つ様子を見たり、楽しんで手入れをしたい、そういったリハビリを行いたい。
そうしてお互いに自然の良さ、季節のめぐりを分かち合いたいのです。