園芸療法って何?

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園芸療法とは?

園芸療法士は国家資格ではないので、日本ではその定義はそれぞれの団体が定めているようです。
わかりやすいのは1975年から発足しているアメリカ園芸療法協会での定義だろうかと思います。

アメリカ園芸療法協会と日本での園芸療法の定義

アメリカ園芸療法協会(AHTA)のサイトでは
園芸療法とは、その歴史などが書かれています。
Horticultural therapy techniques are employed to assist participants to learn new skills or regain those that are lost. Horticultural therapy helps improve memory, cognitive abilities, task initiation, language skills, and socialization. 

 

日本ではどうでしょうか。


「植物・園芸活動の特徴や性質を上手に利用し、
リハビリテーションや治療、福祉、教育、レクリエーションに使っていく」


(日本園芸療法研修会)
などとあります。

 

療法、セラピーという観点からは、対象者の治療の一部として使われる、と記載していることもあります。

しかし医者ではないので病気が治ることは保証できません。

そのようにクライアントに話すことはできませんし、話してはいけません。

 

園芸療法も作業療法の手法の一つ

 


園芸療法は作業療法のひとつ、としてとらえられています。


「園芸や自然などを媒介とした作業療法」と考えてよいでしょう。

わたしがアメリカで教わったことは作業療法の手法にのっとったものだったので、帰国して作業療法を勉強し、腑に落ちたことがたくさんありました。

より園芸療法を活用できるようになったし、円滑に行えるようになりました。

 

しかし、作業療法士が園芸療法を行うとなると、園芸や植物、樹木や草花、土や自然(虫や動物含め)について
どこまで知識があるかが問われます。

知識が全くない、興味がないひとにはおすすめできません。

仮に園芸療法を始めたとしても継続は難しいと思います。

 

園芸療法士に必要なもの

 

園芸療法士になるには園芸や草花、野菜、木、自然についての幅広い知識を得ることが必須になります。

ある程度でもかまいませんが、知識を蓄積していかないとバラエティ、広がりが少なく、安全に行えない場合もあります。

そのとき、その季節に咲いている花、生えている草、茂っている樹の名前や特性は知っておくべきでしょう。

それだけではなく、土のことや環境、行う前の評価と目標、行った後の評価と再評価、その記録など園芸をするだけでなくその準備と振り返り、そしてその先を見据えることが大切です。

そして園芸療法でクライアントと一緒に、自分自身が楽しめるか、です。

 
 
 

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